
お茶マスター後編
2019年9月6日放送
#66
摘みたての葉からお茶を作る
今回訪れた福寿園CHA遊学パークでは、日本全国の様々な茶の木の品種を栽培・研究しており、施設の一角に茶畑が広がっている。
後半はこの茶畑で茶摘みをして、採れた葉でお茶を作ることに。お茶1杯を淹れるために炎天下で長時間作業をした3人は、お茶の有り難みを心から感じていたようだ。
一般のお客様も施設に電話予約をすれば茶摘みが体験できるので、ぜひ訪れてみてほしい。

- 今回のマスターは
- 秋山哲也
今回お茶について教えてくれるのは福寿園CHA遊学パークの秋山さん。
福寿園が運営するこの遊学パークは、お茶摘みからお茶の淹れ方までお茶作りの工程が体験できる施設だ。
福寿園は1790年に福井伊右衛門氏が茶商として創業したのが始まりで、その後江戸時代後期から明治初期に
茶の輸出産業が盛んになったころ、貿易商として発展した。

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MISSION
01
茶摘みに挑戦
次はカゴを背負って実際に茶摘みをしてみることに。
ただ摘めばよいわけではなく、摘み方で味が変わる。
先端の3枚の葉を摘むのが一番美味しい摘み方だ。
まず指の柔らかいところで3枚の葉の少し下の茎をつまんで、手前に手首をひねって摘む。
一部ではまだこのような手作業で摘んでいるが、多くは機械摘みを採用しているそうだ。
100個摘むと40gほどになるので、それを茶葉にすると8gほど(お茶約2杯分)になる。 -
MISSION
02
自宅でできるお茶の作り方
100個の茶摘みが完了したら、次はお茶作りに挑戦。
摘んだお茶の葉っぱは、時間の経過とともに成分が混じり合って劣化し、味も色も変わる。
その前に高熱をかけて成分の動きを止めることで成分の劣化を防ぎ、新鮮な香りと味を楽しむことができるのだ。
熱を加える方法は国や地方によって様々で、日本では蒸し器で蒸し、中国では窯で炒る。
今回試すのは窯で炒る方法。
家庭でも簡単にできる窯をホットプレートで代用したお茶作りを試した。 -
MISSION
03
摘みたてのお茶の葉でお茶が完成
まず、ホットプレートにお茶の葉を乗せて約1分間混ぜながら炒る。
ここで焦げないようにするのが重要だ。
炒った後はホットプレートから一旦おろし、ホットプレートを冷ます。保温に設定したホットプレートにお茶の葉を戻して、手のひらですり合わせるように手揉みをしながらさらに水分を抜いていく。
これを15分ほど繰り返す。この工程で揉み方が少ないと味が出にくく、揉みすぎると濃くなる。揉み終わったら広げて30分ほど乾燥させれば、お茶の完成だ。

今回のPICK UP
アイテム

3層・ステンレス吊り鍋 大
熱伝導率に優れるアルミを挟んだ3層構造を鍋底に採用した、早く沸かすことができる吊り鍋。
約6Lの大容量。焚火調理にもおすすめだ。6300円(税抜)

LOGOS
COLLECTION

シンプルかつシックな大人コーディネイト
コーディネイトを担当したのはLOGOSショップ茨城店の小林さん。 テーマは「かっこいい大人の夏休み」。 動きやすいTシャツにパンツを合わせたシンプルかつシックなコーディネイトだ。 ロゴスのTシャツは柄や色のバリエーションが多いので、自分好みのデザインが見つかるはずだ。
ヒデさん/T-AMAP3990円、トレッキングクロスクライミングジョガー7900円 、シューズLIENZ 1万7000円
井本さん/LP 半袖プリントV首T 6600円、トレッキングクロスクライミングショーツ4980円、LS スポーツアンダータイツ5500円、シューズSTELVIO 1万5000円
藤原さん/LP 半袖ポケプリント丸首T 6900円、クライミングストレッチデニム5900円、シューズTARVISIO 1万5000円
(以上すべて税抜)
PHOTO GALLERY
お茶マスター後編
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HIDE(ペナルティ)×TAKAFUMI INOMOTO(ライセンス)× KAZUHIRO FUJIWARA (ライセンス)スペシャル対談!!