O.A.SO.BI MASTERS おあそびマスターズ

ワサビをマスター 前編

2000年10月2日放送

#79

東京・奥多摩でワサビ栽培の基本を学ぶ

数多くの渓谷に恵まれた環境を生かしたワサビ栽培が古来から行われている東京・奥多摩町。日本のワサビの主要な産地としても知られている。今回訪れたのは奥多摩山葵栽培組合で管理しているワサビ田。ワサビ田というと急坂にあり、段々畑になっているイメージだが、ここは畳石式という傾斜の緩い造りだ。上部から沢の水が常に流れており、青々としたワサビの葉を茂らせていた。ワサビが育つ条件として重要なのは、濁った水の中ではワサビは育たないため、常に綺麗な水が流れていること。季節による水温の変化が少なく一定で、酸素を多く含んでいる水がワサビに適しているのだという。

今回のマスターは
保科正廣

今回のマスターは奥多摩山葵栽培組合の保科さん。常に優しい笑顔でワサビの基礎~栽培の方法を教えてくれた。

今回の撮影地

東京都奥多摩町
ワサビ田

  • MISSION

    01

    畑を耕して苗を植える

    まずはワサビ田の上流側から、かずさ(クワ)で土を掘り起こして、堆積している泥を流す「うない」という作業を体験。10cmの深さを掘りながら柔らかくして、出てきた泥を流していく。泥が流れ、かずさが簡単に通るほど柔らかくなったら完了だ。ヒデさんが「できました!」と耕した部分をマスターがチェックするも、合格点には到底及ばなかったようでやり直し。井本さんと藤原さんが耕した部分もやはりまだまだ耕しきれておらず不合格。かなり根気のいる作業だということがわかった。

  • MISSION

    02

    苗を親株から採取する

    新たに植える苗は、すでに収穫できる状態のワサビから採取。ワサビの脇に出てくる子株をとって、それを苗として植えていく。3人は特別に収穫したばかりのワサビの「根」と「茎」を試食。その美味しさに3人は「嫌な感じのツーンとしすぎるキツさが全くなくてとても美味しい!このままオヤツになる!」と感動していた。

  • MISSION

    03

    ワサビ3種を食べ比べ

    植え付け体験の前に、ワサビの代表的な3種類の品種についてレクチャーしてもらった。一般的なワサビが「実生(みしょう)」。奥多摩産ワサビの8~9割を占めるという。「真妻(まづま)」はワサビの中では一番硬く、甘みやコクなどあり美味しく、豊洲などで売られている高級品。「正緑(まさみどり)」は真妻を改良した品種とのこと。この3種をすりおろしたものを食べ比べた後に、利きワサビ対決を行った。

今回のPICK UP
アイテム

たこ焼きボールメーカー

上下分離式なので、今回のBBQuickingのように2品一気に作ることができる便利なたこ焼きメーカー。ベビーカステラや焼きおにぎりなど、アイデア次第で様々な料理ができる。ハンドル脱着式でコンパクトに収納可能だ。4500円(税抜)

LOGOS
COLLECTION

肌寒さを感じる時期に適した 軽快な初秋キャンプコーデ

今回のコーディネイトを担当したのはLOGOSショップららぽーと和泉店の山田さん。テーマは秋のキャンプマスター。気温差が激しい秋の季節にぴったりなロンTや薄手のジャケットを合わせたスタイルだ。

【左から】

●藤原さん/ドライ7分袖Tシャツ2980円、モミフィールダーアンクル5900円、シューズTARVISIO 1万5000円

●井本さん/マエストラーレジャケット5900円、モミフィールダーアンクル5900円、シューズ TARVISIO 1万5000円

●ヒデさん/ボアポケットロングTシャツ3980円、キャンピングショーツ4980円、シューズTARVISIO 1万5000円

(以上、すべて税抜)

わさびをマスター 前編

  • 予告編

    わさびをマスター 前編

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