O.A.SO.BI MASTERS おあそびマスターズ

ガラス工芸マスター 前編

2021年6月4日放送

#87

奥深きガラス工芸の技術を学ぶ

今回3人がチャレンジするのはガラス工芸。京浜急行電鉄本線雑色駅から徒歩5分のところにあるガラス工芸の専門学校・東京ガラス工芸研究所を訪れた。この学校では主なガラス工芸の手法である10種類が全て学べるのだが、今回はその中から「吹きガラス」と「江戸切子」に挑戦する。ただ、どちらも習得するまでには何年もの経験が必要なほど、繊細で奥深い技術だ。そのため、講師の方からサポートを受けながら行う初心者向け体験を行なった。
 

今回のマスターは
大本研一郎

東京ガラス工芸研究所の代表理事を務める大本さん。2000年からガラス工芸の道に進み、ガラス作家として活躍。切子の作品で日本伝統工芸の多くの賞を受賞している。

今回の撮影地

東京ガラス工芸研究所
東京都大田区東六郷1丁目26-13

  • MISSION

    01

    紀元前1世紀から伝わる技法 吹きガラスを体験

    前編では講師の山田さん指導のもと、吹きガラスを体験してみることに。まずは、吹きガラスで作る作品のデザインを決める。今回の体験で作れるガラスの形は、四角や丸のグラスや小鉢、一輪挿しなどの5種類。形と色、模様を決めて、デザイン画に落とし込んだ。井本さんは紫と白のマーブル模様の丸型グラス、ヒデさんは緑と黄色の線模様のデキャンタ、藤原さんは水色とエメラルドグリーンの薄い線模様の細長いグラスに決定。

  • MISSION

    02

    繊細な作業を積み重ねて 形と模様を作っていく

    まずは、1300度の溶解炉でドロドロに溶けたガラスを吹き竿で巻き取る。そこに着色された粒状のガラスを付けて好みの模様をつける。十分熱した柔らかい状態で吹き竿から息を吹き込んで少し膨らませたら、溶解炉からガラスをさらに巻き取り熱して膨らませ、濡れた新聞紙を当てて成形するなどの作業を繰り返しながら好みの大きさ、形に近づけていく。

  • MISSION

    03

    飲み口や底を成形して 冷ませば完成

    最後は底になる部分を平らに成形したら別の吹き竿を底に付けて、口を開くためにそれまでついていた口側の吹き竿を切り離す。そこから口を広げていく。完成したら500℃の釜に12時間以上入れてゆっくりと冷ませば完成。3人ともにデッサンした理想通りの作品となった。前半の吹きガラスマスターは、難易度の高いデキャンタを作ったヒデさんが選ばれた。

今回のPICK UP
アイテム

Bamboo 柄付きまな板

料理をカットした後、そのままプレートとして使用できるカッティングボード。柄付きで持ち運びしやすく、柄の先には穴があいているので吊り下げも可能。サイズは20×38cmで、ソロ~ファミリーまで対応する。2530円(税込)

 

LOGOS
COLLECTION

カラフルな機能性アウターで雨の日キャンプも楽しく快適に

今回3人の衣装をコーディネイトしたのはLOGOSショップ広島店の木村さん、筒井さん、松本さん。テーマは「雨が降っても怖くないキャンプコーデ」。発色の良いカラーと撥水性能を備えるアウターを取り入れ、雨の日のキャンプが楽しくなるスタイルが完成した。

●ヒデさん(左)/マエストラーレジャケット6490円、T-A CAMP FIRE BA 4389円、キャンピングショーツ5478円、シューズTARVISIO 1万6500円  

●井本さん(中)/シザーアノラック8800円、キャンピングショーツ5478円、シューズSTELVIO 1万6500円 

●藤原さん(右)/シザーシェル1万560円、T-A NANDEYANEN BA 4389円、モミフィールダーショーツ5478円、シューズ私物(以上、すべて税込)

 

ガラス工芸をマスター 前編

  • 予告編

    ガラス工芸をマスター 前編

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