籠手とすね当てを装着したマスターらを相手に一行は竹のなぎなたですねや籠手を打ち込んでいく。お互いの体重や人間の身体の構造を利用して優位に立つのがポイントだそう。距離感が掴めず、実際に打つことに躊躇してしまい、なかなか技が決まらない3人もマスターのアドバイスによって徐々になぎなた捌きにキレがではじめた様子だった。

月影の型は、剣による素早い攻撃を受け流して最後になぎなたの長さを活かして仕留める型とマスターは言う。いざやってみると、足の動きとの連動に苦戦する井本さんと思うように身体が反応せずコントのようになってしまうヒデさん。ここでスタッフが3人の型の点数をマスターに尋ねたところ井本さん70点、ヒデさん70点、藤原さん90点というなんとも優しすぎる評価に一同が表情を緩めた。

最後に型の相手役を井本さんが務めて前回マスターした大車の型を披露するが、息が合わずてんやわんや。ここまで順調に型を習得していた藤原さんも、やりづらいと愚痴をこぼした。それらを見てマスターはまたも80、80、90点の高評価。あまりに甘すぎるマスターに一同から「時に人をダメにしますよ！」とツッコミが入った。半日に及ぶ稽古を終えた3人には“竹内流備中伝 薙刀目録”が手渡された。