鋳金マスター 後編
2024年5月3日放送
#122
鋳金作品完成&表札の原型づくり
繊細な作業が求められるぐい呑みの製作に挑むヒデさんを筆頭に鋳型づくりに苦戦中のおあそびマスターズ一行。ここからは溶かした金属を鋳型に流し込み、鋳金マスターも大詰めに差し掛かる。さらに一同は、本来の鋳金の過程で初期段階にあたる原型づくりも特別に体験。それぞれどのような作品になるのだろうか。
- 今回のマスターは
- 松本育祥さん
父・隆一氏(区登録無形文化財保持者)のもとで修業を積み、堀川鋳金所を継ぐ4代目。
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MISSION
01
金属を溶かして鋳型に流し込む「鋳込み」
今回は純度99.99%の錫を使用する。錫は融点が231度と低いため溶かしやすい一方、水の7倍以上重い液体になるため流し込む際は注意が必要だ。さらに錫が途中で冷え固まらないよう素早く型に注ぎ込むのがポイントだという。バーナーで熱して錫が溶けていく様子に3人は大興奮。藤原さん、井本さんに続き、難易度の高いぐい呑みに挑むヒデさんも成功。仕上がりが楽しみだ。
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MISSION
02
3人が鋳造した作品の出来栄えは?
鋳型作りから挑んだ鋳金の工程もあとは冷え固まった製品を鋳型から取り出すのみ。流し込んでからものの数分できれいに固まった作品は、最終的にマスターの仕上げ作業により完成を迎えた。ヒデさんのぐい呑みもヒビや穴なく無事に仕上がり、「家で使えますね」とご満悦の3人だった。
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MISSION
03
原型を作成した表札も完成!
先ほどの鋳金体験では与えられた原型をもとに作業したが、ここからは特別に鋳金の第一段階である原型づくりに挑戦。表札の文字をデザインしてロウ板を切り取り、ベニヤ板に貼り付けて型をとる。原型を鋳型から取り出せるようにわずかな勾配をつけるのだが、一行はこれに悪戦苦闘。そうこうしてできた原型はマスターの手で仕上げられ、一行のもとに完成版が届いた。藤原さんの誰でも使える「実家」の表札をはじめ、味のある仕上がりに大満足の様子だった。
今回のPICK UP
アイテム
焼きおにぎり器
キャンプに欠かせない王道ギアのラインナップだけでなく、キャンプが楽しくなるユニークなアイデア商品も続々と開発しているロゴス。そんな隠れた逸品の中でチェックしておきたいアイテムのひとつがこちら。キャンプで小腹が空いた時も、炊いた米が微妙に余ってしまった時にも同アイテムなら、誰でもパパッと香ばしい焼きおにぎりが作れるのだ。もちろん他の食材も焼き網なしで両面を炙ることができる。2970円(税込)
LOGOS
COLLECTION
LOGOS COLLECTION
ロゴスショップ イオンモール大阪ドームシティ店の山本さんが鋳金に挑む一同のスタイリングを担当した。コーディネートのテーマは「できる大人のアウトドアスタイル」とのこと。落ち着いたカラーリングに、ゆったり着られるアイテムを組み合わせて肩の力を抜いて過ごせる。
●藤原さん(左)/CAMP LOGOS テックツイルオクタカーディガン 1万4960円、CAMP LOGOS テックツイルオクタべスト 1万2760円、マイティースウェット 6930円、ベイカーパンツ 1万1000円
●井本さん(中)/ CAMP LOGOS 撥水シェルパーカー 1万3200円、サステナブルロンT 4620円、ソフトシェルクライミングパンツ 1万3200円
●ヒデさん(右)/ネモスシェル 9350円、マイティースウェット 6930円、ダントツ撥水ペインターパンツ 1万3200円
(以上、すべて税込)
PHOTO GALLERY
鋳金マスター 後編
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HIDE(ペナルティ)×TAKAFUMI INOMOTO(ライセンス)× KAZUHIRO FUJIWARA (ライセンス)スペシャル対談!!