HIDE(ペナルティ) TAKAFUMI INOMOTO(ライセンス) KAZUHIRO FUJIWARA(ライセンス) スペシャル対談!
今回の石工マスターを振り返っていかがでしたか?
長い歴史がある石工を今も受け継いで、かつ電動工具の登場のようにさらに進化を続けているということを感じました。
そうね。率直な感想として過去イチの難しさだったね。
これ弟子入りしても1日ですら耐える自信がない......。
ないない!
夜逃げするかな~。
今後、お寺に行った時の見る目が変わりますよね。
変わりました。
墓石ひとつ見ても、これすごいことしてるんだなって思います。
これ機械ですか? 手作りですか? って聞いてしまいそうよね(笑)。
ただね、やっぱ没頭している瞬間が全員あったと思うんですよ! 作品を作る芸術的なセンスとかがある人が続ける気持ちは分かります。僕は長くは続けられないとは思いますけど。(笑)
うん、改めてプロのすごさを知ったという感覚。
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肉体的にもかなり辛い作業ですよね?ー
本当に腰がちぎれそうになりましたよ。たぶん素人があんまり手を出したらアカンやつです(笑)。
どういう会議を経て今日ここに来るに至ったのかちょっと聞きたいですね。
- 一同
(笑)
ほんとそうよ。
これだけハードだと分かって我々を呼んだのかって。
でも実際に体験して痛みを知ったからこそ、(寺社仏閣への)手の合わせ方が変わると思います。色々な想いが詰まっているんだろうなって。
ほんとただただすごかった。
- ー
機械と手彫りの両方を経験されてどんな違いがありましたか?ー
機械は機械で難しいですよ。
うん、バァーってもってかれちゃうんだよね。
暴れ馬を乗りこなすような感覚でした(笑)。
ミスったら、すぐ石が割れるもんね。
手彫りの感覚でやってると、思った以上の範囲が削れていくしね。
それは思った!だからどっちも熟練の技術が必要なんですよ。
匠の成せる技ですね!
石工マスター 後編
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#96 3月4日放送
石工マスター 後編