まずはマスター行きつけの青果店で事前にスタッフが調達した段ボールにコインケースの型紙を合わせながら、段ボールを選びデザインを決める作業。なかなかしっくりくる段ボールが見つからない藤原さんに対し、ヒデさんはマンゴー、井本さんはみかんの段ボールにすんなりと決定した。

続いてざっくりと切り出した段ボールの裏を水で濡らして片面を剥がし、段ボールを薄くして加工しやすくする。厚みがあって剥がしにくい段ボールに苦戦するヒデさんを置いて、ライセンスの2人は段ボールを定規で圧縮して強度を上げる工程に。段ボールを剥がす工程と圧縮する工程ではおあそびマスター史上例を見ない「気持ちいー!」の声が連発していた。

手順に従って折り紙感覚で黙々と段ボールを折り込んでいくメンバー。定規で圧をかけて折り目をつけるのが段ボールをしっかり折るポイントだ。実用性を考えてホッチキスではなく、ボンドで折り目に沿って組み立てると気付けばコインケースの形ができあがった。最後にハンドプレッサーでボタンを取りつけて完成。それぞれタイ、フランス、日本の段ボールを使った国際色豊かなコインケースの仕上がりとなった。